お掃除機能付きエアコン。俗にお掃除ロボと呼ばれているエアコンのお話です。(以下、お掃除ロボ)

 

前回お掃除ロボのほうがカビが多く繁殖している場合が多い、と書きました。
その続きです^ ^

 

まず基本的にエアコンとは、お部屋の空気を吸って、吐いているだけです。当然部屋がホコリっぽかったり、カビ菌が多いとエアコンフィルターは汚れやすいです。

 

フィルター掃除がメンドくさい→→→少し高いけど自動でフィルター掃除をしてもらえるならこの際… →→→なんかカビ臭い……
このような方が殆どだと思います。
お掃除ロボには、フィルターのホコリを取り除くブラシが付いています。
当然ブラシにはホコリが付きます。
何度も何度も使うたびに掃除し、そのブラシは汚れていきます。
フィルターも表面上は、パッと見綺麗です。

お掃除ロボエアコンは、フィルターを掃除する機能がついています。
もうお分りだと思います。

 

基本的にその汚れたブラシを掃除する機能は無いんです。

 

汚れたブラシで何度もフィルターを擦り付けます。
リビングなどのエアコンはキッチンに近い場合が多く、多少の油汚れをエアコンも吸っています。

ベタベタしだしたフィルターに、汚れたブラシを何度もかければ……こうなるとただお掃除ロボがうごいているだけ。
お掃除機能付きエアコンは、フィルターを掃除してくれるだけ。

それ以外の掃除は、やらなければいけません。

 

ブラシで掻き出したホコリを外にポーンと捨てる機種、本体のどこかにあるダストボックスに溜まる機種、この二通りありますが、ダストボックス、ブラシ部分、後は定期的にフィルターを掃除しないといけないんです。

 

普通のエアコンよりもやる事多い!!!!

 

掃除してくれるのもフィルターだけなので、風が出てくる部分などは普通のエアコン同様汚れます。
ほとんどの方が取り付けたままお掃除ロボに期待して放置しています。
ダストボックス以外にもブラシや目詰まりしてしまったフィルター、またそのフィルターを何度も擦り 裏ごししたかのように細くなったホコリでまみれています。

冷房を使うと部屋の温度差でどのエアコンも結露します。結露させることで、湿度が下がって快適に感じるものなので、どのエアコンも冷房シーズンは内部が濡れています。
その内部にホコリがあると、ホコリが脱脂綿の役割を果たし、いつまでも濡れている状態が長く続きます。

すると…

カビまみれです……。
私をこれを《カビパック》と呼んでいます笑

 

定期的にメンテナンスをすれば、お掃除機能付きエアコンもとても良いと思います。しかしほとんどは放置され、いざハウスクリーニング業社に掃除を頼むと、料金も高く、躊躇されてしまうんですね^^;

エアコン内部洗浄の理想は1年、2年で1度するのが良いです。これは普通のエアコンもお掃除機能付きエアコンもです。
しかし、お掃除ロボが付いていると、ほとんどの業社さんは料金は倍です。

 

ランニングコストはやはり高いです。
でも電気屋さんはそういった説明はまずありません…高い方を売りたいですしね^^;
あるメーカーさんの新商品からはお掃除ロボは撤退しています。

お掃除機能付きエアコンをお使いの方々、まず一度ダストボックスの有無、そしてフィルターを掃除してみてはいかがでしょうか??
説明書にやり方は書いてありますので、まずは見るだけでもオススメします^ ^